記憶の中の写真 5

ワイキキの夕日 (2015/12/22)

  

f:id:uraroku:20200628132116j:plain

Panasonic DMC-GF2



安っぽいロマンチックを狙ったような写真である。

どうもワイキキの記憶の中の写真で自分が気に入るものがあまり無い。というのも、もともとワイキキの写真の枚数が少ない。

ワイキキと写真撮影が、自分の中ではあまり相性が良くないからだと思う。

ビーチでリラックスしようとしているところにカメラを手に下げていくのも少し煩わしく感じる。

そしてまた、東洋人の年配の男が、若い男女が水着姿でいるところでシャッターを切りまくっていると、きっと良からぬ狙いがあるのだろうと、勘繰られるに違いない。

そう思うと気の弱い僕なんかは、レンズを向けられなくなる。

勘繰られなかったとしても、ビーチで異色な存在で、どう見てもエレガントではなさそうである。

結局、多くの記憶の割に、写真は少なくなってしまう。

で、上の写真である。

朝から午後にかけてビーチで時間を潰し、食事とショッピングを終えて、ホテルに戻ったあと、散策に出た時の写真である。

散策自体はよく覚えているのだが、このシャッターを切った瞬間は覚えていない。

海岸沿いの歩道と公園では、ジョギングをしたり、写真を取り合ったり、ゲームやスポーツに興じたりしてはしゃぎ合っている人達で賑やかだった。この写真は、その人達を撮った写真の中の一枚である。

この海岸沿いの歩道は、ワイキキらしい雰囲気に溢れており、夕刻に散策するのにもってこいの場所だと思う。