憧れのカメラ (2026/05/11)




僕たちは新しいカメラが発売されそうだとの情報で、ワクワクしながらその予想スペックにあれやこれやと妄想を広げる。
実際に発売されるとyoutubeなどの先行レビューなどを見て、自分ならどう使うだろうかと想像をかき立てる。
AF性能、高速連写性能、ブラックアウトフリー、高解像度、広いダイナミックレンジ、高感度耐性、手ぶれ補正、AWB、プリキャプチャー機能など新しい性能に期待は膨らむ。
しかし、今のカメラは僕の写真撮影には、もう何年も前から必要以上の性能を有している。
それでも、何故か最新機種のスペックにはワクワクする。これは条件づけられた反応なのかもしれない。
僕はフィルムカメラ時代、PENTAX SV、SP、ME、MINOLTA XG-1、XE、XD、そしてLEICA M3などを手にしていた。
より新しいカメラ、高価な機材を手にするたびに、高性能で上質な撮影体験に舞い上がり、常に最新機能、高性能に対する憧れを募らせた。
そしてデジタルカメラ時代、一眼レフでPENTAX K-X、NIKON D300、D700、PENTAX K-5、K-3などを使って撮影を楽しんでいる。
ミラーレスになってからは、OLYMPUS、Panasonic、SONYを使っているのだが、もう何年も新しい機能が必要だとは感じなくなっていた。
先日、久しぶりに最新のミラーレスカメラを買っては見たものの、最新機能は僕が日頃使わない機能ばかりが充実している。確かに最新のAF性能と手ぶれ補正は助かるが、それ以外は殆ど恩恵を受けることがない。
では上質な撮影体験が手にできるかと言うと、そこはあまり変わり映えがしない。
ダイヤルやボタンのフィーリング、ボディーの手にした時の塊感、ボディー全体の表面仕上げの手触り感、細部の作り込み、ファインダーの見え方、シャッターフィーリングなど進化してるのだが、買って良かった、持っていて楽しいと思えるワクワク感は感じない。
メーカーが考えるカメラの進化と僕の期待する進化とは異なるのだろう。
これから出てくる新機種はいくら進化していようが、僕にとって必要のない機能ばかりだろうから、もう買わないと思う。





































