記憶の中の写真 37

渋谷から表参道へ (2022/5/10)

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

Olympus E-PL6 35-100mm

 

チラシの裏のような、自分以外誰も見ないブログに張り付ける写真を選ぶ基準が定まらない。

 

文章もそうだ。

 

確かに誰かにみてもらう事を基準に選別しているのだが、その誰かがいるわけでもないし、具体的な対象者を想定もしていない。

 

単なる自己満足なら、自分のPCの中のフォルダーに選別しておけば良いわけで、わざわざブログに張り付けたりする必要もない。ブログを書くからには間違いなく誰かの視線を意識しているはずだが、誰なのか自分でも分からない。

 

多分、これが趣味の写真を撮ること、そのものなんだろうと思う。

 

家族、友人、職場の人たちとの記念写真、旅行写真に結婚式の写真、これらは写真の対象者と周りの人たちに見てもらうことを想定していると思う。

 

プロの写真家は、営業写真だろうが商業写真だろうが報道写真だろうが、その写真を見る対象者は具体的に想定して撮っているだろう。

 

ところが趣味の写真となると、撮った写真そのものの使い道や、活用方法がない。もっといえば見てもらう人さえ想定されていないし、存在もしない。

 

他者の眼差しが想定されない写真。

誰に向けられたものでもないブログ。

 

そうすると撮影体験そのものに意味を求めることになるのかもしれないが、それとて世の中写真撮影に関して風当たりは強くなる一方で、肩身は狭くなるばかりである。